駿府本山茶「口切りの儀」はこの事を確認し検証するイベントです。
時間とともに緑茶が味を深めていく事を
「緑茶の後熟(もしくは熟成)」
と呼びます。
後熟についてはいくつかの「キーワード」があります。それは・・・
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そう、昔からお茶は適切な方法で保管すれば、秋頃になるとその風味が増すと言う事です。 これが「後熟(こうじゅく)もしくは熟成」なのです。 そして・・・ |
それが
「駿府本山茶 口切りの儀 本山茶の後熟」
です。
このイベントは実際に茶壺にお茶を詰めて、お茶壺屋敷跡近くの「井川少年自然の家」で秋まで保管し、11月の大道芸ワールドカップの会場 駿府公園 若竹座にて「口切りの儀=茶壺の開封の儀式」を行い、来場者の方々には実際に「後熟したお茶」を飲んで楽しんで頂こうというものです。 又、今回は最終的に「後熟」によって変化した成分の検証等も行い、これまで「体感」でとらえていた現象に光を当てる非常に興味深い内容となっています。 私は幸運にも今回のイベントのお手伝いをさせて頂ける事になりました。今年1年、実際に「口切りの儀」を追いながら、「本山茶の後熟」についてをお伝えしていきます。 |
平成12年6月 錦園店主 石部健太朗 |
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