◆ 台湾茶研修について再びご紹介 ◆


 去る2000年11月、石部は台湾へ釜炒り茶の勉強に出掛けその様子をHPでご紹介させて頂きました。そして、2002年7月。ここで、今一度、自己確認の意味も含めて再掲載をしようと考えました。

 天候は恵まれませんでしたが2年の時を経た今、「これか!!」と理解出来ることがとても多くある意義深い体験でした。 

 石部は日本で台湾茶を作りたいわけではありません。小ロットで個性豊かな新しい「本山茶」を生み出したいのです。10年以上前から釜炒り茶にトライしている方たちと力を合わせ、新しい本山茶の姿が見えて来ました。中国でも台湾でも、いや、日本でも「本山茶産地でしか出来ないお茶」が生まれようとしています。

 蒸し製、釜炒り製、烏龍茶、紅茶ETC・・・お茶づくりの基本はどのお茶であっても変わらないはずです。発酵の度合い、殺青方法、その全てはひとつの方向を向いています。

 お茶を更に楽しく。お茶を通して幸せを。これが錦園 石部の願いです。

2002年7月 石部健太朗

 ポルトガル人が発見したした時「Ilha Formosa=イラ フォルモサ(なんと麗しい島)」と感動したと伝えられる台湾。

 この度、本山茶研究会の皆さんとご一緒に、台湾にてのお茶づくりの研修へ参加させて頂きました)。生産家の方々との「冬茶」によるお茶作りを体験は私にとって非常に有意義なものとなりました。(日本の一番茶〜四番茶ほど明確には分かれてはいない様ですが)

 尚、お茶としては、「冬茶」は「春茶」に次いで品質が良いとされるそうです。本当は春茶の生産を見学させて頂くのが良いのでしょうが、お茶を生業とするものには、ほぼ不可能なので冬茶生産が数少ないチャンスと言えるでしょう。

Ilha Formosa
麗しき台湾
文山包種茶体験記・」


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