お茶にまつわる周辺知識

県立大学の研究発表会を覗いてきました。

静岡県立大学学長特別研究 研究発表会「茶機能の細胞分子生物学的総合研究」

平成12年2月26日(土)県立大学小講堂にて

化学式に専門用語が当たり前の発表会でしたが、特別講演の「臨床例からみた緑茶の効能」(東京女子医科大学 竹宮敏子先生)は一般の参加者にもわかりやすい内容でした。講演は「脳血管障害」についての症例を中心にしたものでした。専門家ばかりで無く一般の人向けの講演があれば又、聞きに行きたいと思いました。お茶の話では有りませんが、脳血管障害(出血、梗塞、塞栓)になっても早期に(3〜6時間以内)適切な処置の出来る医師にかかれば、ほぼ100パーセント治るそうです。(このようなお話をうかがうと、だだその日が来るのを恐れるだけでなく、近隣の病院はどうなのだろう?家族がもし病気になった時は何処の病院へ行こうと前もって調べておくとも考えられますよね。)

緑茶の効能として期待が出来るものは、

  • 若い頃からのお茶を飲む習慣(飲茶習慣とおっしゃってました。)による脳血管障害の予防効果。
  • 飲茶習慣をつけた患者さんの病気の「再発」予防効果。

ちなみに、患者さん達は毎日1リットル程度(100cc程度を9〜10回)の緑茶を飲む習慣をつけているとの事です。そして緑茶の効能もありますが、バランスのとれた生活習慣が一番大切といったお話もあり本当にそうなのだろうなと思いました。ちなみに

  • タバコは不可。
  • お酒は出来る事なら不可。
  • 塩分を取り過ぎない。
  • ジュース類で多量に糖分を含んだ飲料を止める。
  • (一般的に炭酸飲料系のジュースに含まれる糖分が非常に多いのは皆さん知ってますよね?)
  • ちゃんと休息(睡眠)を取る。

以上の点について留意して生活習慣を変えていく事が大切だそうです。御参考までに。

◆偶然でしょうけれど、別の先生(富田 多嘉子先生 静岡県立大学)の脳卒中の予防に「カテキン」が有効であると推測される実験結果の発表も有りました。一定の時期までに100パーセント脳卒中を発症するマウス(こんなマウスがいるんですね。)を使用した実験で予防効果が見られたとの事です。


 お茶の良い所はお茶が様々な効能を持つのに「薬」では無い所だと思っています。お茶は食生活や、文化のひとつであって「薬」では無い。だから「楽しむ」事が出来る。これは素晴らしい事ではないでしょうか。

 個人的に最近「人生は非常に短いのにやりたい事や、やらねばならない事もとても多い。出来る事なら病気などになって時間を費やしたくは無い。故に健康である為の心掛けは惜しむべきでは無い。」と思っています。(健康になることが目的なのでは無く、物事をなす為には健康である方が良い。)環境保全型農業(減肥料、減農薬、無農薬)やお茶の効能について関心が有るのはこの為です。この事柄について心を砕いていく事は必ず明るい未来へ繋がるはずと信じています。


◆このページの最初へ戻る