テーマ
この地域のお茶について(地域学習の一環)
認定番号
01-0129
報告者名
鈴木猛史
スタッフ
02-0401 鈴木礼恵
活動日時
14/06/06(木) 8:30〜11:30
主 催 者
春野町立犬居小学校
会  場
マルセン砂川共同製茶組合工場前
対 象 者
犬居小学校6年生+引率教職員
参加人数
22
使用資料
(教材)
  • 煎茶
  • 棒茶
  • 粉茶
  • 国産紅茶
  • サライ
使用資料
(器具)
  • 急須7
  • 茶碗22
  • ポット2
  • さじ2
  • 茶筒2
  • 拝見盆2
スタイル
セミナー
概 要
 あらかじめ質問事項をFAXで受け取っておいてそれに基づき組み立てた。
 なんでこんな苦いもん飲んだんだろうということから導入、歴史と効能と味をまぜた話と、原産地と一番茶のおいしい訳を生産者の視点から話し、お茶摘の時間、種類、春野町の生産量など地域の話をした。(1時間)
 煎茶の入れ方を実演し、三人一組にして2つのテーブルで各自に実践させた。その後紅茶を飲ませた。(45分)
 質疑応答と残りの質問に答えた。
山の木と動物の話しをして、終わった(15分)
質問内容
  1. お茶には農薬をかけますか?
  2. お茶の木の病気は?
  3. .一番茶がおいしいわけは?
  4. .この工場でつくっているのは緑茶だけ?
  5. アカダニはどうして悪いか?
  6. お茶の実の役目は?
    他20問ほどあるが省略
質問への対応
  1. この工場ではかけません。山では工夫すれば可能です。
    でもどのお茶も、農薬をかけても基準内で大丈夫ってことにはなっていますから、一応安心して飲んでね。
  2. いろいろあるけど、代表的なのはタンソ病という葉が黒くなる病気とモチ病という丸いおもちみたいなの。これからの天候と気温が25度より上か下かでいずれかが出ることがある。無農薬にする場合、この対策が必要だよ。
  3. 夏光合成をして根に貯めて、秋翌年の葉を用意し、冬の休眠をして力を貯めた芽が、一気にのびるから。
  4. 仕上げした場合の出物と紅茶を説明
  5. (今年は目立ったのでこういう質問か)樹液を吸ってしまう
  6. 昔は実から増やしたが今は挿し木。
感 想
 とにかく噛み砕いて子どもに語りかけるように心がけた。地元の子なので、お茶の効能や茶工場見学など行った後である。お茶の入れ方の実践が入ったのはよかったが、折角だから茶園や茶の枝など、現物に触ってもらうべきだった。
 意外と紅茶が好評で、つくってみたい子どももいたので、9月に緑茶と紅茶を自分でつくる企画を現在検討中。(猛史)

 みんな熱心に聴いてくれてよかったです。思ったよりリーフで飲んでくれていて感心しました(礼恵)


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