◆ 純水と水道水の比較◆

2001.08.13〜14



<比較ケース2>
  • 使用茶水出し用ティーバック
  • 水だしにて抽出
  • 水の量500cc
  • 茶量約5g
  • 浸出時間16時間
  • 常温にて放置



左:純水使用     右:水道水使用

<拡大写真>

純水使用
水道水使用




<結果>
 純水を使用したものはその水色の透明度が目をひきました。そして浸出の味は純水を使用したものの方が濃く感じられました。

 ただし、これが『透明感があり濃い=美味しい」とはなりません。比較1と同様に水自体の不味さはこの場合も色濃く影響しました。




<今回の比較から得られた事柄>

  • 軟水を使用したからといって、日本茶(緑茶)の場合『ひどく渋い』といった味わいになるわけでは無い。
  • お茶を入れる際に使用する水は硬水では無い限り、まずそのまま飲んでも『美味しい』事が大切になる。

 軟水であれば硬度については必要以上に固執する必要は無いのではないかとも思われます。

 次回は、

  • 硬度の高い水(硬度1000程度)
  • 静岡市の水道水(硬度90程度)
  • 純水の3種類を使用し、渋味成分の多いお茶(外国産の紅茶)と本山産の緑茶を使用して比較をしてみようと思います。

2001/08/14 石部健太朗




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