出品茶名称: 『水香清茶(すいこうせいちゃ)』 使用品種:水見色かおり
出品団体名: プロジェクトT(Tはコンセプトの頭文字から取りました。)
    コンセプト:
    Tomorrow =「明日」の
    Tea =「茶」を
    Think =「考え」、
    Together =生産者から消費者までが「一緒に」なって、
    Tasteful =「上品な」優しい香りに
    Try =「挑戦」しました。
    Theory =「理論」を
    Technology =「技術」で実行する
    Team =「仲間達」からの提案。
 
 お茶の新しい品種「水見色かおり(仮称)」を中心に置き、茶農家、製茶問屋、産地・消費地専門店、中国茶専門店、日本茶インストラクター、消費者(以下、『生産者〜消費者』と表記)までが摘採、製造、紹介、愉しみ方について考えました。

これまで、
『生産者から見た良いお茶』、『販売する側から見た良いお茶』、『購入する側から見た良いお茶』をそれぞれがお互いの現状を知る事無く語られることが多かったように思われます。『生産者〜消費者』が、それぞれの壁を取り払い、ひとつの品種についてを皆で育ててみようとの試みをコンセプトとしてます。

品種についての選定もどのようなものでも良いという事ではなく

  1. 香りに特長のあること。
  2. 有機質肥料のみを使用しつつも旨味を感じる事が出来ること。
  3. 製造方法のバリエーションが豊富であること。

を考えました。
具体的には

  1. 香りの部品の中に「花香(花の香り)」を持つ
  2. 日本人の嗜好にはやはり旨味を美味しいと感じる国民性があります。ただし、環境負荷を減らしつつ茶を作る事は重要なテーマです。肥料は有機質のみの少量使用でも旨味を感じる事が出来る品種であること。
  3. これまでの蒸し製だけでなく、中国茶に見られるような「釜炒り」の製法なども可能であること。萎凋(いちょう)呼ばれる茶葉が萎れていくときに生まれる香りを生かせること。
    等があげられます。

 製品の愉しみ方や提案方法については日本茶インストラクター、中国茶専門店も交えて検討しました。又、情報交換の場としてインタ−ネット上にホ−ムペ−ジを開設し今後の取り組みについて役立てようとしております。

ホームページタイトル:
新品種茶「水見色かおり」O-CHAフロンティアコンテストに挑戦!
ホームページアドレス:http://www.nishikien.com/01TF2002/ocha2002.html

2002年9月27日時点での全ページプリントを添付資料と致しました。

品種茶「水見色かおり」を使用して製造した「水香清茶(すいこうせいちゃ)」=水が香る清らかなお茶の意味」の出品となります。製法などの違いにより数点をサンプルとして用意致しました。


    (1)朝の水香清茶
    蒸し製
    (2)朝の水香清茶(yy)
    蒸し製
    (3)くつろぎの水香清茶
    釜炒り製
    (4)くつろぎの水香清茶(yy)
    釜炒り製

4点(蒸し製×2、釜炒り製×2)の出品となります。

出品者一覧:(2002/09/27現在)
消費者    山本謙治  近藤直美
中国茶喫茶店 勝又綾子 (中国茶専門喫茶 萬千吉茶坊)
消費地小売店 小笠原康博(株式会社 喜多の園)
産地小売店  石部健太朗(日本茶専門店 錦園石部商店)
産地問屋   葉桐清巳  高橋直子(製茶問屋 株式会社 葉桐)
生産者    山森美好

内:日本茶インストラクター3名、中国国家認定茶芸師1名、認定農家農業経営士

次ページ以降にそれぞれの水香清茶ののイメージ及びアピールしたい味わい等をご紹介させて頂いております。審査の際のご参考としてくださいますようお願い致します。



<戻る>